ウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)の正式名称はThe Collegiate Church of St Peter at Westminsterといいます。英国国教会以外のいかなる教会の管轄権も及ばない英国王室直轄の教会で、王室との特別なつながりをもちながらも、一般も参加できる通常の礼拝も行われてます。また、入場料や寄付により完全独立採算で運営されており、国や王室、英国国協会からの財政支援を受けていません。そのため、入場料は高めに感じます。
王室との特別なつながりをもつことから、1066年にウィリアム征服王の戴冠式(最初の戴冠式)が行われたり、記憶に新しいところでは、1997年にウィリアム王子の母親であるダイアナ妃の葬儀も行われています。また、多くの国王や女王、アイザック・ニュートンなどの著名人がたくさん埋葬されていることでも有名です。
建物は11世紀にエドワード懺悔王が建設し、1245年にヘンリー3世がフランスの建築家を招き、ゴシック建築にならって再建をはじめました。14世紀末までにほぼ完成しますが、正面部分は16世紀初め、塔は17世紀と長期間にわたって建設されたそうです。1987年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています。
基本情報ウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)
住所：20 DEANS YARD, LONDON, SW1P 3PA
電話：+44-(0)20-7222-5152
入場料：大人12.00ポンド、こども6.00ポンド、シニア12.00ポンド（要確認)
地図：ウェストミンスター寺院 ＜Google Mapで表示＞
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