アーチェリー(Archery):ロンドンオリンピック2012

  ロンドンオリンピック2012のアーチェリー(Archery)は、セント・ジョンズ・ウッド(St John's Wood)にあるローズ・クリケット・グラウンド(Lord's Cricket Ground)で行われます。なお、ロンドンパラリンピック2012のアーチェリー(Archery)は、ロンドン南西部のウーリッジ(Woolwich)にある、王立砲兵隊兵舎(Royal Artillery Barracks)で開催されます。
  ローズ・クリケット・グラウンド(Lord's Cricket Ground)は、その名の通りクリケット用競技場で、1814年に最初のクリケットの試合が行われて以来、クリケット・ワールドカップの決勝などが行われるなど、歴史のあるスタジアムです。
  ロンドンオリンピック2012のアーチェリー(Archery)では、個人戦(男女)、団体戦(男女)の4種目開催されます。
  オリンピック競技としてのアーチェリーは、1900年第2回パリ大会で正式競技になりましたが、1920年第7回アントワープ大会以降競技から外れ、1972年第20回ミュンヘン大会で復活を果たしました。団体競技が追加されたのは、1988年第24回ソウル大会からです。

<競技>
<<ランキングラウンド>>
  個人戦、団体戦の対戦相手を決めるためのラウンドです。70mで122cm標的を使用し、72本射ちます。この成績により全選手の順位を決定します。
<<個人戦>>
  ランキングラウンドの順位により、1位対64位、2位対63位など、初戦の対戦相手が決まります。トーナメント方式で、6回のマッチ戦すべてに勝利した選手がゴールドメダリストとなります。準決勝で敗れた選手は、ブロンズメダルマッチを戦います。矢数は12射(3射×4エンド)、対戦する両選手は30秒の制限時間で交互に射ちます。
<<団体戦>>
  出場できるチームは、16カ国までです。ランキングラウンドでの3選手の合計点でチームの順位が決定され、これにより、1位対16位というマッチ戦の組合わせができあがります。団体のマッチ戦は、24射(3選手×2射×4エンド)で行われます。一方のチームが3射(一人1射)した後、相手チームと交替する交互射ちを4エンド行います。シューティングの制限時間は、個人戦の半分で1エンド120秒。1射につき20秒となります。
基本情報
      会場:ローズ・クリケット・グラウンド(Lord's Cricket Ground)
      住所:St John's Wood,London NW8 8QN
      開催日:2012年7月27日~8月3日
      会場公式サイト:http://www.lords.org/latest-news/top-stories/
      周辺の観光スポット:
            リージェンツ・パーク(The Regent's Park)
            カムデン・マーケット(Camden Market)
            マダム・タッソー館(Madame Tussauds)

      地図:ローズ・クリケット・グラウンド <Google Mapで表示>
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