アーチェリー(Archery):ロンドンパラリンピック2012

  パラリンピック2012のアーチェリー(Paralympic Archery)は、オリンピック2012の射撃(Shooting)、パラリンピック2012の射撃(Paralympic Shooting)と同じ、ロンドン南西部のウーリッジ(Woolwich)にある、王立砲兵隊兵舎(Royal Artillery Barracks)で開催されます。なお、オリンピック2012のアーチェリー(Archery)は、セント・ジョンズ・ウッド(St John's Wood)にあるローズ・クリケット・グラウンド(Lord's Cricket Ground)で行われます。
  パラリンピックの起源とされる、1948年にイギリスのストーク・マンデビル病院で行われたストーク・マンデビル競技大会の種目が、アーチェリーだったことを思うと、パラリンピックにはアーチェリーが不可欠な種目なのかもしれません。

<パラリンピック・アーチェリー(Paralympic Archery)について>
・一般競技との違い
  一般のアーチェリー競技規則に準じて行われますが、障がいの種類や程度に応じて一部規則を変更したり、用具を工夫するなど、安全かつ公平にアーチェリーができるように工夫されています。

・階級
  W1 …四肢麻痺またはそれに類する障がいで車いす使用
  W2 …対麻痺またはそれに類する障がいで車いす使用
  ST …立位または椅子に座って競技

・実施種目
男子
種目
決勝開催日
個人 コンパウンド(W1) 9月3日午後
個人 コンパウンド(オープン) 9月3日午後
個人 リカーブ(W1/W2) 9月3日午前
個人 リカーブ(スタンディング) 9月3日午前
団体 リカーブ(オープン) 9月5日午後

女子
種目
決勝開催日
個人 コンパウンド(オープン) 9月4日午後
個人 リカーブ(W1/W2) 9月4日午前
個人 リカーブ(スタンディング) 9月4日午前
団体 リカーブ(オープン) 9月5日午後

・競技
  FITA オリンピックラウンド(70m)
  <ランキングラウンド>
    対戦相手を決めるラウンド(72射、720点満点)
    ※団体戦は、3選手の合計点で決める(2160点満点)。
  <エリミネーションラウンド(予選トーナメント)>
    1マッチ=18射(70m 6射×3エンド) 180点満点 1エンド4分の制限時間。
    上位8名が決勝トーナメント進出
  <決勝トーナメント>
    個人戦:ベスト8
        1マッチ=12射(3射×4エンド)120点満点。
        1射40秒の制限時間で交互に射つ。

    団体戦:4名1チーム
      エリミネーションラウンド
        1マッチ=27射(70m 3選手×3射×3エンド) 270点満点
        1エンド3分の制限時間
        上位4 チームが決勝トーナメント進出
      決勝トーナメント ベスト4
        1マッチ=27射(70m 3選手×3射×3エンド) 270 点満点
        1エンド3分の制限時間


<オリンピックでのアーチェリー(Archery)競技>
  ⇒“アーチェリー(Archery):ロンドンオリンピック2012”を参照してください。

基本情報
      王立砲兵隊兵舎(Royal Artillery Barracks)
      住  所:Artillery Place, Woolwich, SE18 5DP
      開催日:パラリンピック 8月30日から9月5日
      最寄駅:Woolwich Arsenal station(National Rail、DLR)

      地図:王立砲兵隊兵舎 <Google Mapで表示>
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