射撃(Shooting):オリンピック2012

  ロンドンオリンピック2012の射撃(Shooting)は、ロンドンパラリンピック2012のアーチェリー(Paralympic Archery)と同じ、ロンドン南西部のウーリッジ(Woolwich)にある、王立砲兵隊兵舎(Royal Artillery Barracks)で開催されます。既存の施設に複数の射撃場がオリンピック時に設営され、7,500人が観戦可能な会場になります。

<オリンピックでの射撃(Shooting)競技>
・クレー射撃(Shotgun)
トラップ(Trap)   石灰にピッチを混入して焼き固める現在のクレー(clay)を打ち落とす競技。トラップとは罠のことで、昔は生きた鳥を罠のような箱に入れ、号令と同時に開けて鳥を飛び立たせ射撃していたそうです。
スキート(Skeet)   クレー(clay)放出機を半円の直径部分の直線上に2機設置し、1個あるいは2個のクレー(clay)を射撃する競技です。
ダブル・トラップ
(Double Trap)
  3番射台前方にある3基の放出機から2個のクレー(clay)を同時に放出し、これを射撃します。1番から5番射台まで順次2個ずつ5回繰返し、50個で1ラウンドとなります。
・ライフル射撃(Rifle)/ピストル射撃(Pistol)
  10m、25mまたは50m離れた位置に固定された的を狙い点数を競う競技です。
ラピッドファイアーピストル(Rapid Fire Pistol)   25メートル先に出没する5個のシルエット人像標的に対して行うピストルの速射競技です。
ライフル・立射(Standing) 立って銃を構える射撃です。もっとも難しいそうです。
ライフル・伏射(Prone) 伏せて銃を構える射撃姿勢です。最も安定した姿勢で、スリングと呼ばれる姿勢保持器具の使用が認められているそうです。
ライフル・三姿勢(3 Positions)   伏射・立射・膝射(片側の足を膝立て、膝の上に腕を置いて構える射撃姿勢)の三姿勢につき各20合計60発で争われる競技です。
・開催種目(決勝開催日)
   <男子>
    トラップ(8月6日)    スキート(7月31日)     ダブル・トラップ(8月2日)
    10mピストル(7月28日)     50mピストル(8月5日)
    ラピッドファイアーピストル(8月3日)    10mライフル・立射(7月30日)
    50mライフル・伏射(8月3日)    50mライフル・三姿勢(8月6日)
   <女子>
     トラップ(8月4日)    スキート(7月29日)     10mピストル(7月29日)
    25mピストル(8月1日)     10mライフル・立射(7月28日)
    50mライフル・三姿勢(8月4日) 
基本情報
      王立砲兵隊兵舎(Royal Artillery Barracks)
      住  所:Artillery Place, Woolwich, SE18 5DP
      開催日:7月28日から8月6日
      最寄駅:Woolwich Arsenal station(National Rail、DLR)

      地図:王立砲兵隊兵舎 <Google Mapで表示>
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