レニーのロンドン橋(Rennie's London Bridge)は大理石で造られ、長さは283m、幅は15 mで、1831年8月1日に開通し、ウィリアム4世とアデレード王妃出席のもと式典が行われたそうです。1902年から4年にかけて慢性的な渋滞に対処するため16mから20mに拡幅されたました。しかし、これがレニーのロンドン橋(Rennie's London Bridge)の基礎に過大な負荷を与えることとなり、工事後に橋が8年に1インチの割合で沈む事になりました。1924年には橋の東側が西側よりも3cm~4cm低下したそうです。
そして驚くことにこのレニーのロンドン橋(Rennie's London Bridge)は、1968年4月18日にアメリカの企業家ロバト・P・マカロックに2,460,000ドルで売却されました。彼自身は否定しているそうですが、マカロックはタワー・ブリッジ(Tower Bridge)と勘違いしていたと言われています。 売却されたレニーのロンドン橋(Rennie's London Bridge)は、アリゾナ州のハヴァス湖に復元され1971年10月10日に開通式が行われました。現在この橋は、グランド・キャニオンに続くアリゾナ州第2の観光名所となっているそうです。もし本当に勘違いで購入していたとしたら…
写真は、現在のロンドン橋 (London Bridge)を歩く騎馬警官です。
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