キャノン・ストリート鉄道橋(Cannon Street Railway Bridge)

  サザーク・ブリッジ(Southwark Bridge)の下流側、ロンドン・ブリッジ(London Bridge)との間に、キャノン・ストリート鉄道橋(Cannon Street Railway Bridge)があります。元々の名前はアレクサンドラ・ブリッジ(Alexandra Bridge)でした。
  写真はキャノン・ストリート鉄道橋(Cannon Street Railway Bridge)と、テムズ川北側沿いにあるキャノン・ストリート駅(Cannon Street station)。
  キャノン・ストリート鉄道橋(Cannon Street Railway Bridge)はサウス・イースタン鉄道(South Eastern Railway)のキャノン・ストリート駅(Cannon Street station)と接続するためにジョン・ホークシャー(John Hawkshaw)とジョン・ウォルフ・バーリー(John Wolfe-Barry)によって設計され、1863年に着工しました。ドーリア式の建築が採用された柱は、独特の美しい形状をしており、3年間の工事を経て、キャノン・ストリート鉄道橋(Cannon Street Railway Bridge)は1866年にオープンしました。
  その後、拡張工事が1886年から1893年に渡って行われ、さらに大規模な改装が1979年から1982年に行われました。その際、ドーリア式の建築や装飾類が全て撤去され、現在の姿となりました。
キ  ャノン・ストリート鉄道橋(Cannon Street Railway Bridge)の近くでは、1989年8月20日に、クルーズ船マーショネス(Marchioness)が、浚渫(しゅんせつ)船ボウベル(Bowbelle)に衝突され、転覆、沈没し、マーショネス(Marchioness)の乗客132名のうち51名が死亡する事故が起きています。
基本情報
      地図:キャノン・ストリート鉄道橋 <Google Mapで表示>
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