バラ・マーケット(Borough Market)

 　ロンドンには食品からアンティークまで350以上のマーケットがあると言われています。今回紹介するのは、その中の一つバラ・マーケット(Borough Market)です。ロンドン橋(London Bridge)の南、サザーク大聖堂(Southwark Cathedral)のすぐ隣に位置しています。厳密にどこからどこまでがバラ・マーケット(Borough Market)なのかはわかりませんが、結構広いです。
 　“自治区市場”と訳さるこのバラ・マーケット(Borough Market)は、ローマ時代から存在したとされていますが、1276年まではその歴史を遡ることができるそうです。いずれにしても、バラ・マーケット(Borough Market)がロンドンの中で最も重要な食品市場の一つだったことに変わりはありません。現在の場所に市場が移されたのは1756年のことで、現在の建物は1851年に設計され、1860年と1932年に追加の工事がされたそうです。
 　平日の午前２時から８時までは卸売市場として営業しており、私たちが入れる小売市場は、木曜日の午前11時から午後５時までと、金曜日の正午から午後６時まで、そして土曜日の午前９時から午後５時までです。

 　現在はオーガニック・フードを扱うマーケットとして、ロンドンでも最大の規模を誇っています。生鮮品をはじめ、チーズ、お茶、ワインなどさまざまな食材が集まります。イギリスだけでなく、ヨーロッパ各国から集まる食材の販売店が並ぶエリアと、屋台が並ぶエリアに分かれています。
 　バラ・マーケット(Borough Market)の様子やお勧めは「バラ・マーケット訪問(Visited Borough Market)」で紹介します。
基本情報
 　 　 　バラ・マーケット(Borough Market)
 　 　 　住所：8　Southwark St.,London SE1 1TL
 　 　 　TEL：+44-(0)20-7407-1002
 　 　 　WEB：http://www.boroughmarket.org.uk/

 　 　 　地図：バラ・マーケット　＜Google Mapで表示＞
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