卓球(Table Tennis)は、イギリスが発祥の地であり、19世紀に食後のゲームとして、イギリス上流階級の家族で開発されました。当初は、シガーボックスをラケットとして、本はネットとして使用していました。
1976年トロントパラリンピックから正式種目になっており、脳性麻痺の選手は1980年モスクワパラリンピックから、そして、知的障がい選手は2000年のシドニーオパラリンピックから種目に加えられています。
<パラリンピックの卓球(Paralympic Table Tennis)について>
・一般競技との違い(概要)
*車いす選手のシングルスのサービス
サーバーから出されたボールが、相手コートのエンドラインを通過する前に、サイドラインを
する。
交互に打球しなくてもよい。ただし打球時に車いすの一部がセンターラインを越えた場合は失
・競技について
*すべての試合は、5ゲームマッチで行うものとし、各ゲームは最初に11ポイント獲得した場合に
*スコアが、10対10ポイントとなった場合は、その後2ポイントリードした場合に勝者とする。
*団体戦は、1チーム2~4名の選手で構成し、4シングル+1ダブルスにより実施。3勝したチー
・階級(概要)
障がい
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種別
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階級
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障がいの概要
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肢体障がい者
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車椅子
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1
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両上肢に重度の障がいがあり、腕の協調運動障がいがある。体幹バランスはなく、片側上肢で支えるか、背もたれに固定する。 |
2
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肘の伸展は可能だが、両上肢に障がいがあり、体幹機能は階級1と同じ。 | ||
3
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上肢の機能障がいは僅かで、体幹機能に障がいがあり、捻転は不能。 | ||
4
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座位バランスが相当程度あり、片側上肢の補助により体幹の前後左右の移動が可能。 | ||
5
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立って試合することができないが、座位バランスは良好で、下肢機能が残存。 | ||
立位
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6
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脚と腕の著しい損傷。両足膝上切断。 | |
7
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①足の非常に著しい損傷、②ラケットを持つ腕の中度から重度の障がい、③ラケットを持つ腕を含む、中度の脳性麻痺と半身麻痺、のいずれかに該当するもの。 | ||
8
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①片足機能障がい、②両足中度の障がい、③ラケットを持つ腕の中度の損傷、④中度の脳性麻痺、半身麻痺、又は、ラケットを持つ腕は問題のない両側麻痺、のいずれかに該当するもの。 | ||
9
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①足の軽度の障がい、②ラケットを持つ腕の軽度の障がい、③ラケットを持たない腕の重度の障がい、④軽度の不全脳性麻痺又は片麻痺、のいずれかに該当するもの。 | ||
10
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①足の非常に軽度の障がい、②ラケットを持つ腕の非常に軽度な障がい、③ラケットを持たない腕の中度から重度の障がい、のいずれかに該当するもの。 | ||
知的障がい者
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―
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11
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IQの数値等により判定される。 |
・開催種目
<個人戦>
男子:階級1/2/3/4/5/6/7/8/9/10/11
女子:階級1-2/3/4/5/6/7/8/9/10/11
予選:8月30日~9月1日
準々決勝・準決勝:9月1日
決勝・3位決定戦:9月2日~9月3日
<団体戦>
男子:階級1-2/3/4-5/6-8/9-10
女子:階級1-3/4-5/6-10
1回戦:9月5日
準々決勝:9月5日~9月6日
準決勝:9月6日~9月7日
決勝・3位決定戦:9月7日~9月8日
会場:エクセル展覧会センター(ExCeL)
住所:One Western Gateway, Royal Victoria Dock, London E16 1XL
開催日:8月30日~9月8日
地図:エクセル展覧会センター <Google Mapで表示>
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